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2013/08/15

lenovo G-550の分解の備忘録

イーハトーブとは無関係の記録です。すんません。

息子のPCが壊れた。元々山田で一番安かったlenovo G-550だ。
確かIBMを中国のメーカーが吸収してつくった会社、IBMはあこがれだったのになぁ。
修理の見積もりを取るとマザーボード交換で10万越え!5万のPCにそんな馬鹿な!
要するに電源コネクタがマザーボードから外れているらしい、だけ。

で、ダメ元で父ちゃんのところへ来た。中のデーターが欲しいらしい。
ネットで調べたらこの機種は同じ故障のレポートがたくさんある。老眼鏡で頑張ってみた。
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そのlenovoの電源部分の分解修理をした記録です。
最初に私は初老の素人です。適当にやってます。参考にしないでください。今度二回目に分解するときのための自分のメモです。

まず、裏蓋からバッテリーを外して小さなねじ4つはずす。一番大きなフタを外すと、そこには冷却ファン、メモリー、ワイヤレスLAN、CPUなどが丸見えで普通ならここだけでいろいろ改造が出来る。結構メンテはしやすい設計ではある。ファンは3ヶ所のねじで外しておく。後にじゃまになるので。
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裏蓋をはずすのに22ヶ所のねじをはずし、うえからキーボード上の電源スイッチのあるふたを4ヶ所の隙間を見つけてマイナスドライバーでこじって外し、ヒンジのマザーボードをとめている真ん中のねじを左右2個はずす。
 
キーボード上部のねじを4ヶ所はずす。とても慎重にキーボード裏のリボンマルチコード(なんていうか知らない)を抜く。丁寧にゆっくり!

キーボードが外れたら、そのしたにあるM1,5とM2.5のふたつのねじをはずす。
この中にあるねじでDVDがするっと外れる。
すべてのねじはメモした紙の上に並べておく。
 DSCN3405.jpg DSCN3407.jpg DSCN3408.jpg DSCN3411.jpg DSCN3409.jpg
DVDを外したあとのDVD入り口のネジ3本はなめやすいので注意する。

結果、電源コネクタはマザーボードには直接ついていない、10万円の見積もりはウソ。面倒くさいだけ。

このPCは電源コネクタの接続がかなりきつめで、コネクタ差し込むときに接続部分に負担がかかります、そのせいでコネクタを押さえている後部の銅板と思われる部品が折れていました。

今回はデーターの救出が目的なのでDVDを外したままにして、そのスペースから直接電源コネクタを取り出し、組み立てて使えるようにした。時間があればエポキシなどでコネクタを元の位置でがっちり固めて修復は出来ると思う。今回は応急処置でこれでOKとした。データーは無事USBメモリーにコピーしたので、後日完璧に元に戻そう。

回路の掃除やネットで検索しながらの今回の作業に2時間半かかった。

盆じゃないと出来ない。
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