理想郷にはやっぱし、石釜が必要だぁ。という事で前々から、石釜を作ってみたいと思っていたが、今までに石釜で料理するという原理は知っていたが、本当に石の余熱でピザが焼けるんかな?という、ほのかな、かすかな、疑問を持っていた。デッキは先日、一応完成したので、耐火煉瓦を購入し、勉強の為に並べただけでピザを焼いてみて、どんな形の、どのような方式の石釜を作るのがいいのか?実験してみた。耐火煉瓦は春日のハンズマンで一個、税別195円で売っているのは下調べしていた。とりあえず奮発して50個買った。

実験だからただ並べるだけです。地面をなるべく平坦にならしたがレンガを並べるとどうしても隙間無く出来ないので、焦げてもいいやと、切れ端のコンパネを、水平器で水平を取りその上に並べた。いろいろやってみて、あまり高さが高すぎると熱がこもらないで逃げてしまうだろうし、4段積みにして、仮組で屋根部分をアーチにしていないので、落ちないようにバーベキュー用の金網を間に挟んだ。火が勢い良く燃えるまでは、後の方に煙突の効果があるように3センチ程の隙間を作っている。これは火がちゃんと着いたら締める事にしてみた。実験実験。

デッキを作る上で、出来てしまった細切れの木と、掘り起こした竹の根っこ、そして備長炭を入れ、内側に着いた黒い煤が焼けて白く綺麗に無くなるまで、一時間弱、キャンプファイヤーをした。燃やすだけだから簡単、楽しい時間。

内壁が綺麗に元のレンガの色になっているのがわかると思う。
その後、いよいよ炭を奥の方に追いやり、ピザを置くスペースをつくった。草取り用のホーでサクッと奥に押し込んだ。
写真はもうピザを置いている状態。実はこのピザ、イオンで買った安い冷凍ピザです。実験だからね!
でも、その上に我が家で採れたジャガイモのマッシュポテト?スナップエンドウ、ルッコラ、しそ、買って来たチーズ、トマト、パイナップル缶、ソーセージなどをてんこもりにしました。豪華です。

でなんと!二分もしないで1枚目完成です。軽くレンガ一枚で熱を逃がさないように蓋をしているので、焼け具合が見えるし、いい匂いがしてくるので解るんですねぇ。初っぱなから、大成功です。灰が着いたレンガの上に直接ピザを置くのはどうも?と思ったので
アルミホイルを敷いたのが初心者には正解のようです。入れるときと取り出す時に板の上において、スルッと滑らせれば簡単に挿入できますし、アルミのおかげで焦げ具合が絶妙にいい感じでした。

畑を見ながら、発泡酒で乾杯。外はカリッと、中はモチモチ!冷凍でもこんなに旨くなるんですね。

さて、二枚目は別の種類の冷凍ピザのベースに同じように、ジャガイモとチーズ、パインと、ルッコラ、なんかその辺に生えている食えそうなものを適当に、摘んで洗ってのせた。手前はちょっと焦げたけど、その方が僕は好きだ。これも大成功といえるだろう。パインは南国風になっていいよね。発泡酒がすすむ。

三回目は、自宅で仕込んで来た生地にジャガイモとチーズを挟んでパン風にして二つつくってみた。これは酔っぱらってしまって、5分程入れっぱなしにしてしまったが、若干温度が下がって来たようで、これも焼きすぎる事も無くバッチリでした。

暗くなり携帯のカメラなので黒く焦げ目に見えますが、ちょうど良い焼具合です。(^-^)/

これは、実は腹一杯で半分食えず、明日の弁当の代わりにしました。
今回は石釜の原理がわかり、これなら楽しく遊べそうだという結果になりました。
後は、何回かこのように適当に並べて作った簡易石釜で遊んで、実験してから場所を決めて本格的?に作りたいと思います。
ちょっと飲み過ぎたけど、あぁ面白かった。